[記事]チップに不確実性を取り込んで効率を上げる『PBit』プロジェクト

http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040514304.html
これ、記事だけだとどういうものなのかよく分からないんだけど非常に興味はあるなあ。

 ただ当て推量で答えを出すコンピューター回路と聞くと、率直に言って危険な気がするかもしれない。携帯電話で面白いプログラムを動かしたり、1回の充電を長持ちさせるためだけにこの技術を選ぶのは、少々不安だ。
 しかしパレム博士は、暗号化や音声認識などのコンピューター・ソフトウェアは、すでに処理速度向上のために確率に基づく──つまり、正しい答えを推測する──方法を使っていると反論する。

 「既存の設計によるチップは、アプリケーション・ソフトウェアがそれほどの正確さを必要としていないときでも、ハードウェアがソフトウェアの命令に絶対的に従うように作られている。そこでわれわれは単純に、もし確率的アルゴリズムがそれほど確実性の高いハードウェアを必要としていないなら、ハードウェアの確実性向上のために膨大な時間と金をかける必要はないはずだと考えた」

とかアプリdependな話で、ハードロジックで組まれたその確率的プログラムがどう選択されるのかなあ?確率アルゴリズムを使ってくれという時にはアプリ側から明示的に指示するのかな。それにしても少なくともOSは対応する必要があるだろうけど、どう対応すればいいんだろう??
よく分からん。ペーパーがあるんでひまがあれば読んでみよ。