曲を作り始める。

このところ、鍵盤に向かっても何も思いつかないし、気も乗らなかったんですが今日はちょっとがんばってみた。作っていくうちに、最初の思惑とはだいぶ曲想が変わってヘンテコな曲になっていく。。。まあいいや。だいぶイメージは湧いてきたので、運がよければ早く公開できるかもしれません。まあ所詮自己満足だけども。
しかし、ホントこういう作業って、イメージの問題だなあと思う。技術的な問題とか、出来の良し悪しはおいておくとして。昔一晩で曲が作れたときなんかは、たとえばメロディーを考えると、伴奏とか、曲想もついてきた感じがあった。つまり、メロディーが見えてくると、自然とそのコンテキスト(文脈)も頭の中に沸いてくる感じです。
が、最近はなにか短いメロディーを思いついたとしても、そのコンテキストが全然見えてこない、つまりどういう伴奏でどういう感じの曲の中のメロディーなのかがさっぱり見えてこないので、結局進まない。
さらに全体が見えないくせに細かいところばっかり気になって進まないという悪循環。
でもこれって、コーディングの作業にも似ている。あるプログラムを書こうと思ったときに、最初の取っ掛かりで全体の設計がさらっとイメージできるときはどんどん作業はすすめられるけど、どう実現してよいか見当がなかなかつかないようなときは、遅遅として作業がすすまなかったりする。そういう場合でも、一旦糸口が見えて、全体の構成がイメージできるようになったら一転してさくさく進んだりする。
やっぱり創造的作業には発想だけではなくて、その断片の発想を膨らます豊かな想像力が必要なんだなあと勝手に思う。誰か私にください。