エレキ三味線のライブ

前に、友達にエレキ三味線の木之下真市氏とDJ KENTAROの競演というすげーかっこいい動画を見せてもらったことがあったんだけど、その木之下さんのライブが近くであるというので見に行ってきました。
すごかったです。左手がネック(?)の端から根元まで動いたりするときなんか手がワープしているようにしか見えん。

ところで、実は行くまで知らなかったんですが、このライブは木之下さんだけでなくエレクトーン奏者の安藤禎央さんという方との半分半分のステージでした。
エレクトーンのライブとかみたことなくてはじめてだったんですが。。。うーん、確かにすばらしいんだけど、やっぱりなんか非常にかっちりしていて、正直ライブ感が少ない気がしてしまった。
手足を使った演奏で身体的ではあるんだけど、やっぱりどんな音でも出せてしまうので、見た目の動きから直感的に音が想像できないからかなー。あとは、どこが打ち込みでどこが演奏なのかよく分からないからかなあ。(オープニングでぎりぎりまでBGMが流れていて、いきなり演奏が始まったんだけど、どこからが演奏なのか一瞬分からなかった。。。)
 
そういう意味では三味線はかなりダイレクトなので非常に分かりやすい。
電子楽器は音色数とか音のリアルさという部分だけではなく、電子楽器ならではの複雑な部分を分かりやすくパフォーマンスできるインターフェースなり見せ方という部分を考えていかないといけないなあとあらためて思う。たとえばRolandのD-ビームとか、KORGカオスパッドとかはそういう部分があんでしょう。でももっといろんなことはできそうな気はするけど、具体的になにかといえない。。。
 
安藤さんのステージのサポートメンバーのドラマーの人はすごかった。左手一本でシンバルのロールをしながら右手でボンゴのようなやつをたたいたり、と思ったらいきなり右手をマラカスに持ち替えて左手でタムをたたくとか。すげー。